日々の予防
フィラリア症予防
春になり暖かくなってくると蚊がでてきます。
フィラリア症は蚊が媒介して起こる病気です。特に体の小さい室内犬は心臓の大きさも小さいため要注意なのですが、しっかり予防すれば防げる病気でもあります。
フィラリア予防は血液検査でフィラリアに感染していないことを確かめてから始めていきます。
予防できる病気は未然に防いであげましょう。
ノミダニ予防
春先から秋まで寄生することがあります。
わんちゃんにノミ、ダニが寄生すると皮膚炎やバベシア症・ライム病など様々な病気を引き起こすこともあります。
また、わんちゃんに付いたノミダニは飼主さまも刺すことで皮膚炎や感染症を引き起こすこともあります。
死者も出ている感染症(SFTSなど)も引き起こします。
「今ついていないから」ではなくて「付かないように」予防してあげましょう。
狂犬病予防
わんちゃんだけではなく、ほぼ全ての哺乳動物に感染する病気です。
狂犬病にかかった動物に主に噛まれることにより感染し、発病するとほぼ100%死に至る伝染病です。
ただし、ワクチン接種によって予防が可能です。
これはヒト以外の哺乳動物でも同様であり、そのため日本では狂犬病予防法によって飼い犬の登録と生後91日以上の犬への年1回のワクチン接種が義務付けられています。
狂犬病の予防注射は狂犬病を防ぐためのわんちゃんの飼い主様の義務です。
ワクチン接種
大切な家族であるわんちゃんが健康で長生きできるように、当院では各種ワクチン接種をお勧めしております。
特にお外で飼われていたり、お散歩好きなわんちゃんは感染するリスクが高まりますが、室内のみであっても人が病原体を持ち込む場合もあるため注意が必要です。
わんちゃんのライフスタイルに応じ様々なワクチンを準備しておりますので、飼育方法を問わずにしっかりと予防してあげましょう。